服に使った金額は300万円以上、その第1弾となったのがメンズスタイルのたくじです。
通販専門ショップでありながら、分かりやすいコンセプトがウケて、10年を超える実績も手に入れた。
今回はそんなメンズスタイルの良い所も悪い所も徹底レビューしていきます。
- シンプルで使いやすいアイテムをセレクト
- カジュアル系&キレイめ系が主力
- 通販ショップ業界屈指のコーデ情報
- ファッション初心者が特に使いやすい
- ファッション上級者は賛否両論が激しい
実際に購入したアイテム
まずは、僕が今までメンズスタイルで購入した主なアイテムの紹介を。
生の口コミや評判がチェックできる体験談。
湿式PUレザーフード脱着中綿ジャケット
殿堂入りしている人気アウター。
デザイン性はもちろん、価格の割には品質も良く暖かさもそれなりにあります。
インナーをセーターやヒートテックで固めれば真冬でも耐えられるレベルですね。
また、コートよりも着やすいので使い勝手が良い点もうれしい。
杢デザインVネックカットソー
ちょっと変わったグラデーションにも見えるブルーの色に惹かれて購入。
当初の目的通り、デザインは文句なし!だったですね。
問題は機能性。
ニットにしては薄手なので、冬に着るには寒いし春秋のインナーとして着るには暑い。
結果、春秋のトップスとしてしか使えない使い勝手の悪さがネック。
機能性よりもデザイン重視といったアイテムでした。
半袖サマージャケット
一時期、通販専門ショップで流行っていた半袖ジャケット。
多分、通販専門ショップでは、メンズスタイルが最初に売り始めたんじゃないかなと思います。
僕は購入した時は、まさに薄地のジャケットを半袖のデザインにしたといった感じ。
デザイン性は気に入っていたのですが、暑いのに加え、生地も今のように伸縮性がなかったので、夏に着るのは無理でした。
その後に、生地や通気性が改善されて、まさにサマージャケットとして帰ってきた。
また、このタイムが出てからは、ブランドなどの店頭でも、半袖のサマージャケットを見るようになりました。
その元祖は、色々と弱点はありましたが、尖がったデザインとコンセプトが光ってました。
メンズスタイルはダサいのか?口コミ&評判を分析
メンズスタイルの口コミや評判を調べると、よく出てくるのが『ダサい』や『買ったらいけない』といったもの。
ただ、これらは楽天などの実際の口コミや評判の中には、これらのキーワードはほとんど出て来ないのですよね。
出てくるのは、GoogleやYahoo!で検索するときに、『メンズスタイル』と打ち込むと、検索予想候補として出てくる。
つまり、実際に口コミで書かれている感想というより、そのキーワードで検索する人が多いというわけですね。
では、なぜそんなことが起こっているのか? それは、メンズスタイルがおしゃれ上級者に叩かれやすいショップだから。
その理由は、今はシンプル&女性ウケがいいぐらいのアピールしかしてませんが、通販ショップを始めた当初は、『モテ』や『女性ウケ』をガンガンにアピールしていたから。
知名度も実績もないメンズスタイルが、普通に売っただけでは売れないので、初期はそういう分かりやすいコンセプトで、アピールしていたわけです。
実際、女性ウケがいい男性の服装は、シンプルでキレイめですから。
しかし、女性や他の人にどう見られることよりも、シンプルにオタク級にファッションが好きな上級者にとって、モテや女性ウケといったコンセプトを嫌い人が多い。
結果、この層がメンズスタイルを叩いたため、それを気にして調べる人が増えたわけです。
ハッキリ言って、上級者のファッションは一般人には異次元なので、周りにおしゃれと思われる程度で十分なら、一切この層の意見は気にする必要はないですね。
メンズスタイルの分析評価
ここからは、口コミや評判の分析に加え、実際にアイテムを購入した感想も加えて徹底評価。
メンズスタイルの良い点と悪い点を丸裸にしていきます。
イマイチに感じるポイント
シンプルなメンズ服が中心なため、強い派手さや個性を求める&オタクなファッション上級者を目指すのには不向き。
とはいえ、これらを求め過ぎると女性ウケは反比例してしまうので要注意。
個性や上級者の世界は自己満足の世界です。
また、『ダサい』や『買ってはいけない』以外で、よく口コミや評判で言われているのが、通販専門ショップにしては価格が若干高めなところ。
ただし、この口コミには注意点がある。
それは比べている相手が、激安通販専門ショップだから。
激安ショップは価格が安い分、品質も悪いので、見た目も安くっぽく見える弱点があります。
ファッション性を意識するのなら、メンズスタイルぐらいの品質は欲しいところ。
メンズスタイルの価格はユニクロぐらいなので、メンズファッション業界全体の中では安い方。
もちろん、大量生産するユニクロの方が同じ値段なら品質は高いですが、それはほとんどのショップに共通して言えること。
また、ユニクロも大量生産で世代を問わずに売るため、他よりもよりシンプルなデザイン性に加え、アイテムが多い上に細かくアイテムについて教えてくれる人がいないという弱点があります。
メンズスタイルに限らず、シンプルすぎるデザインに問題なく、自分でアイテムを探せる目利き力と時間があるのなら、ユニクロで買うのが一番です。
良いと思えるポイント
一番良いと思えるポイントは、メンズファッション初心者のためのアイテムと情報が揃っているところ。
オタク的な服好きでもなければ、ファッションに興味を持つのは、周りにより良く見られたいという理由が一番多い。
その中でも一番多いのは、モテや女性ウケ。
女性と比べて男性は身だしなみに対する意識が低く、異性などの対人関係やビジネス以外でファッションに興味を持つ人は極端に少ないですから。
メンズスタイルでは、その中でもモテや女性ウケをメインとして、よりウケがいいシンプルでキレイめのカジュアルアイテムを揃えています。
さらに、シンプルスタイルは同性相手でも印象は悪くありません(そもそもファッション意識が低い男性は、汚くなければ気にしない人が多いですが)
また、ファッション初心者が困るのが、どのアイテムを買って、どんな風にコーディネートすればいいか?ということ。メンズスタイルではそこに特に力を入れています。
アイテム一つずつに非常に細かく情報が公開されており、基本的なサイズ・商品説明・写真は当然として、重さやより詳しい商品解説に加え、コーディネート画像も多種多様。
この辺は他のショップと比較してみれば一目瞭然。
情報が少ないユニクロやブランドと比較したら10倍以上の情報量、他の専門ショップと比較しても2倍近い情報量となっています。
このファッション初心者に向けた徹底したサポートがウケ、通販専門の知名度の低さでありながら、10年を超える人気ショップとなりました。
【全身まとめ買い】メンズスタイルの社長コーデ
メンズスタイルには、全身丸ごとアイテムが揃えられる『コーデセット買い』というサービスもあります。
これはプロが考えたコーデが丸ごと買えるというサービスで、初心者向けのメンズスタイルでも、一つ一つアイテムを買い揃えるのが面倒という人向けのサービス。
まとめ買いしても特に安くなることはありませんが、全身プロがコーデしている分、自分で買うよりもお洒落になりやすいメリットあり。
服を選ぶのが嫌いな人は、むしろコーデ買いの方が時間も短縮できますしね。
コーデセットも基本的なものだけでも数が多く、さらに食事・デートなどのテーマに合わせたものもあります。
社長コーデはコーデセットと基本は同じですが、こちらは2ヶ月に1回アイテムが届く定期購買(サブスク) サブスクな分、こちらは普通のコーデセットよりも価格が安く、定期的に最新のアイテムが手に入る。
究極に手間と時間を削って、モテと女性ウケのいいファッションが行える。
プロセスよりも結果が欲しい人向けのサービスです。
返品・交換・送料などのサポート体制
送料は1万円以上の購入で全国一律630円が無料。3万円以上で代引き手数料も無料。
返品・交換もOKですが、商品到着後7日以内に連絡したのみ。
もちろん、洗濯した・汚した・裾直しをした場合は、返品も交換もできない。
キャンセルについては、受注完了メールが到着するまでは、キャンセルも注文の変更も可能。
メンズファッション初心者をターゲットとしていることもあって、基本的なサポートは全てカバーしています。
その他で見逃せない点は、メルマガ&LINE登録でポイントが貰えたり、セール情報が手に入ること。
メンズスタイルはファッションショップの中ではあまり割引をしない方なので、特にセールに関しては見逃せない。
ファッション初心者への徹底した情報量で地位を築いただけあって、サポート体制の方も万全です。
Amazon・楽天・Yahoo!での取り扱い状況と注意点
メンズスタイルは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングにも店舗あり。ポイントやクーポンが使えるので、こちらで買った方が一見お得に思えますが、それぞれ注意点もあります。
まずAmazonに関しては、ポイントやクーポンは使えますが、1万円以上購入しても送料無料にならない上&Amazonプライムの送料無料の対象外。
さらに、Amazonでのメンズスタイルのページは充実しておらず商品数も少ないため、よっぽどAmazonにこだわりがないのであれば、基本的には公式サイトで購入した方がお得です。
Yahoo!ショッピングに関しては、Amazonと比べるとかなりマシ。
こちらはメンズスタイルのページも充実していますが、公式サイトと比べると情報の更新や新商品の展開が遅め、公式サイトであるセールや独自ポイント還元もありません。
ここに関しては、Yahoo!ショッピングに限らず、公式サイトを優先しているからでしょう。
ただし、Yahoo!独自の割引クーポンがある&PayPayカードで支払うと、公式サイトにはないPayPay還元がもらえるというメリットがあります。
PayPay経済圏にどっぷりと浸かっているのなら、ここは見逃せないポイント。
楽天に関しては、3つの中では一番お得。
楽天ならではの割引クーポンがある&楽天ポイント還元があると、Yahoo!ショッピングとほぼ互角。
ポイント還元は条件によって変わってきますが、総合的にはほぼ互角と言ってもいいと思います。
ただし、公式と同じYahoo!に対し、楽天では3,980円(税込)以上の買物で送料無料という他にはない強みがあります。
逆にデメリットはYahoo!と同じく、公式サイトと比べると情報の更新や新商品の展開が遅く、公式サイト独自のセールやポイント還元がない。
公式サイトも含めて4つを比較するのなら、公式⇒楽天⇒Yahoo!⇒Amazonの順でおすすめですね。
ポイント還元率は同じですが、新商品や情報の更新、独自のセールから僅差で公式が一番おすすめ。
とはいえ、楽天・PayPayをガンガンに使っているのなら、それぞれを利用する方がお得です。