冬のメンズアウターの定番ダウンジャケットとコートの違い
コート(左)とダウンジャケット(右)の違いはファッションに詳しくない人でも一目瞭然ですね。
見た目も素材もまるで違いますから。
ちなみにここでは、ダウン以外の中綿入りジャケット・ブルゾンなど、全てのカジュアルなメンズアウターをダウンジャケット、チェスター・トレンチ・ダッフル・ショートなど、全てのフォーマルなメンズアウターをコートとしています。
細かく分けると面倒なのと、服好きでもなければそこまで詳しく知る必要もないので。
カジュアルなものをダウンジャケット・フォーマル(正装に近いかっちりとしたもの)なものをコートという認識で十分。
この認識でも十分にオシャレはできます。
以下ではコートとダウンジャケット、それぞれの違いや使い分けについて詳しく解説していきます。
大人感と女性ウケ重視派ならコート
コートの最大の特徴はフォーマル度が高いこと。
よって、ダウンジャケットよりも大人感が強く、さらに女性ウケも高いというのが特徴です。
スーツの上に着るビジネスメンズアウターとしても使われますからね。
ビシッと締まるため、大人っぽさを演出できます。
ちなみにコートの丈が長いほどフォーマル感が強くなり、丈が短いほどカジュアル感が強くなります。
ショート丈のコートはロングコートよりも着やすく、さらにダウンジャケットよりもフォーマル感が強いため、ロングだとプレイベートには堅いと考えている層がカジュアル時に好んで着る人も多い。
コートが女性ウケが高いのは清潔感としっかり感が高いため。
女性が選ぶ男性の好きな服装ではスーツがダントツなことから、女性がこの二つを重視しているのは分かりますね。
ビジネスメンズアウターの定番であるコートは女性ウケに最適というわけです。
逆にコートの弱点はダウンジャケットよりも寒いこと!
コートの中では暖かい素材のカシミヤやアンゴラでもダウンジャケットの保温性は及びません(個人的には6~7割ぐらいじゃないかと)
しかも、カシミヤやアンゴラは暖かく着心地もいいですが、価格が高いというネックがあります。
逆に定番で価格も安いウールは重い・毛玉ができやすい・チクチクするなど、暖かさが劣るだけでなく着心地もかなり落ちます。
暖かさと着心地を求めるなら、定番のウールよりも高くてもカシミヤかアンゴラ。
安く済ませたいならコートはあきらめてダウンジャケットにしましょう。
暖かさと着やすさ重視ならダウンジャケット
ダウンジャケットの最大の魅力は暖かさ。
また、ウールのコートのようにチクチクしないので、安価なものでも着心地も悪くありません。
ダウンジャケットは寒い冬の強い味方。
寒がりな人はもちろん、着やすさを重視する人もコートよりこっちがおすすめ。
というか、オシャレを気にしないほとんどの男性はすでにコートよりダウンジャケットを選んでいますね。
ネックはコートと比べるとカジュアル感が強く、モコモコするのでファッション性が落ちること。
今はユニクロ ライトダウンのような薄いダウンジャケットもありますが、薄いものは暖かさも落ちる。
薄くても普通のダウンジャケットのように暖かいものもありますが、それだとカシミヤコートぐらい高くなる。
素材の暖かさは、ダウン>フェザー>中綿(ポリエステル)の順。
ただし、価格の高さもこの順となっています。
暖かさを重視するならこういった素材も注意しましょう。
ファッション性も重視するなら薄くて素材もダウンが多いのが理想ですが、価格も考えるなら多少のモコモコ感を我慢して3万円~8万円程度のアイテムを選ぶのがいいかなと。
このレベルならそこそこ薄く、さらに暖かいダウンジャケットも多くあります。
逆に3万円以下に抑えたいのならユニクロで買うのが一番です(それ以外は素材かデザインがイマイチ)
ちなみに、写真のような白のダウンジャケットはレディースでは多いのですがメンズでは少なめ。
他の人と被りにくい&白は清潔感もあって人気の色(シャツやパンツはメンズでも定番色)
僕が今まで購入したアウターの中でもかなり周りの手応えがいいのでおすすめですよ。
ではではまた。
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