ハイゲージ・ローゲージ・ミドルゲージニットそれぞれの特徴と着こなし方

ハイゲージ・ローゲージ・ミドルゲージニットとは?

ハイゲージニットとローゲージニットの比較です。

ゲージとは網目の細かさの単位のこと。
ハイゲージが細かく、ローゲージが太く、ミドルゲージはその中間。

つまり、ハイゲージとは網目が細かく薄いニットのこと、ローゲージとは網目が太く厚いニットのことを指します。
ミドルゲージとはその中間になりますが、ハイもミドルもまとめてハイゲージ、またはミドルゲージという人も多いですね。

なので、ここはあまり気にしなくてもいいかなと。
強いて分けるなら、1枚で着れるものをミドルゲージニット、1枚では着れずインナーとして着るものをハイゲージと思っておけばOK。

ちなみに、ニットとはセーターとカーディガンどちらもまとめた総称になります。

>>カーディガンとセーターの詳しい違いを見る

 

ハイゲージ(ミドルゲージも含む)ニットの特徴と着こなし方

ハイゲージニットです。

ハイゲージ・ミドルゲージニットの特徴は、薄くて着回しがしやすいところ。
感覚的にカーディガンならシャツ、セーターならロングTシャツのような着心地(それがそれぞれ暖かくなった感じ)

デザインはローゲージニットと比べると凸凹がなくてフラット。
ローゲージよりスマートに着れる分、暖かさでは劣ります。

ヒートテックなどの下着感覚で着るために敢えて薄くしているニットは別として、生地の進化によりハイゲージでもなかなかに暖かい。

薄いのでコートやダウンジャケットなどの下に着やすいのはもちろん、春や秋、冬の初めぐらいならコートやダウンなしで一番外に着ても暖かいぐらい。

セーターならこんな風に下にシャツを着れば暖かくおしゃれ。

セーターです。

もちろん、カーディガンでもこの形はメンズコーディネートの鉄板ですね。

カーディガンです。

単純にカーディガンの方が前が開いているため、暖かさではセーターの方が上。
個人的な体感として、セーターとカーディガンでは1~2度ぐらい違いますね。

 

ローゲージニットの特徴と着こなし方

ローゲージニットです。

ローゲージニットの特徴はその暖かさ。
厚みも重さもハイゲージやミドルゲージと全然違いますからね。

個人差はありますが、僕は10度以上ならコートやダウンなしでローゲージニット+ヒートテック2枚重ねで外を歩けます。
ハイゲージとミドルゲージでは15度以上ないと厳しかったので、体感的にハイやミドルよりローゲージニットの方が5度ぐらい暖かい感覚。

デザイン性に関しては、厚みがある分、ハイやミドルのようにスマートに着ることはできません。
また、細身や肌に密着するタイプのアウターの場合、ちょっと窮屈ですね。

ただし、網目の凸凹感がハイやミドルにはないオシャレ感があります。
また、高級感もローゲージの方が上ですね(実際に高いですし)

着こなし・コーディネートに関しては見える部分が少ないので、せいぜいシャツを着て襟を見せるぐらい。
ただ、ローゲージだとちょっと窮屈になるため、僕は基本的にはヒートテックを着るぐらいですね(寒いときは2枚重ね)

 

おすすめのブランド&ショップ

ハイもミドルもローも価格が高い方が質が良く暖かい傾向にあります。
だいたい1万円前後が目安となるでしょうか。

ユニクロのカシミヤセーターも1万円ぐらいしますからね。
あれは薄手のハイゲージの割になかなかに暖かい。

ニットでおすすめなブランド&ショップは、モダンブルー・トゥモローランド・トルネードマートの3つ。

モダンブルーはニットで有名なジョンスメドレーなどの海外有名ブランドが感動価格で買えるショップ。
トゥモローランドは元々がニットのショップだけのことはあり、質が良いがシンプルなニットが多く取り揃っています。

トルネードマートは他とは違うセクシーなニットが揃っているのが特徴。
特にハイゲージニットに良い商品を揃っています。

ではではまた。

この記事を書いた人

たくじ

モテたくて服に300万円以上使って、ショップとブランドを徹底研究。
結果、ファッションコラムで執筆する機会もできました。
難しいコーデ術は一旦置いて、最短で女性ウケがいいノウハウを紹介します。

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