スーツに使った金額は100万円以上、その中で一番安定感を感じたのがココのたくじです。
世界で一番紳士服を売っている実力は伊達じゃない。
今回はそんな洋服の青山の良い点も悪い点も徹底レビューしていきます。
- スーツ世界販売数No.1の実績
- No.1の生産力による高品質
- 最高級ブランド『ヒルトン』
- アウトレット・セール・セット割が非常に充実
- 若者や個性派にデザインが不人気
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賛否両論の洋服の青山の口コミや評判を分析
紳士服販売数世界No.1というスーツ業界のユニクロ的な存在ということもあって、洋服の青山の口コミは良いものだけじゃなく、悪い評判もけっこう多い。
特に多いのはリアル店舗の接客ですね。
全国700店舗以上もあるということで、店員の当たり外れが大きい。
これは洋服の青山に限らず、全国展開しているだいたいのショップあるあるですね。
幸い僕は、東京・埼玉・福岡で利用しましたが、今のところ外れを引いたことはないですが。
逆にネット通販になると、その悪い評判もグッと数が減る。
店員の良し悪しに左右されない分、純粋に洋服の青山の商品に対する口コミが中心。
もちろん、ネット通販ならではのサイズや返品問題は洋服の青山にもありますが、それ以上に良い口コミの方が圧倒的に多い。
特にオンライン限定のセールやアウトレットなどの割引率の高さが評判ですね。
商品の選び方&おすすめ定番アイテム
ここでは、洋服の青山のおすすめ定番アイテムを紹介。
どれを買っていいか迷ったら、まずは定番アイテムから検討しましょう。
洗えるスーツ(ウォッシャブルスーツ)
洋服の青山の一番の特徴は、デザインよりも品質や機能性。
デザイン重視で選ぶのなら、同じ青山商事系列のスーツカンパニーか、PSFAやスーツセレクトで選ぶのがおすすめ。
洋服の青山のアイテムの中で、一番コスパと品質と機能性が高いのが洗えるスーツことウォッシャブルスーツ。
普通のスーツよりもちょっと高いですが、
その分、自宅の洗濯機で洗えるので、クリーニング代を節約できるというメリットが大きい。
ウォッシャブルスーツは、だいたいどこのスーツ量販店でも目玉商品として売り出してますが、品質が高い分、全体的に価格も高い洋服の青山の中でも、この洗えるスーツは他とほとんど価格差がない。
つまり、洋服の青山としては利益を減らしてリピーターを増やす目玉商品にしているということ。
その分、他のウォッシャブルスーツより、品質面で優位に立っています(大量生産でコストが下がるので)
らくらくノンアイロン(アイロン不要ワイシャツ)
アイロン不要のワイシャツ・ドレスシャツ、らくらくノンアイロンシリーズも要チェック。
スーツと違って、ワイシャツは自宅の洗濯機で洗うことも出来るけれど、アイロンがけが面倒でクリーニングに出していた人も多いはず。
らくらくノンアイロンなら、アイロンがけが不要なので、洗えるスーツと一緒に揃えれば、年間のクリーニング代をかなり節約できる。
こちらも通常のワイシャツよりも高いですが、ランニングコストの差で、元は十分に取れるアイテム。
ノンアイロンシャツも他のスーツ量販店と比べても、ほとんど価格差がないので、品質が高い分、お買い得。
洋服の青山では、品質とノンアイロン性を追求したノンアイロンマックス(他のショップもこのタイプ)に加え、品質を下げた分、価格も安いハンドアイロンシリーズもある。
ハンドアイロンシリーズはノンアイロン正は落ちますが、手でなでるだけでシワを軽減できる。
そこまで細かくシワを気にしないのなら、こっちで安く済ませるのも十分あり。
最高級ブランド『ヒルトン』
高品質が評判の洋服の青山の中でも、最高級ブランドとなるのが『HILTON(ヒルトン)』
1960年代にイタリアで生まれたブランドは、日本での知名度はほとんどありませんが、もう一つのブランドである『SavileRow(サビルロウ)』と共に、洋服の青山と提携し、ブランド料をほとんど乗せず、安く提供している。
どちらもブランドスーツでありながら、10万円以下で買えるという感動価格を実現。
特にヒルトンは、洋服の青山の最高級ブランドとしてプッシュしており、メンズファッション雑誌『MEN’S CLUB』の編集長である戸賀敬城さんがプロデュースするなど、デザイン面もかなりこだわっています。
全世代向けの無難なデザインが多い青山のアイテムの中で、最高品質なだけでなく、デザイン性も最高クラスとなっています。
お得なアウトレット・割引クーポン・セール
定価は他のスーツ量販店と比べると高いけれど、セール・アウトレット・クーポンは業界No.1レベルで充実。
この辺をうまく活用すれば、他のショップとの定価の価格差もかなり縮めることができる。
リアル店舗ならではのセールやPayPay還元&下取りクーポンなどもお得ですが、ネット通販のお得度はそれを上回る。
なにしろオンライン限定のMAX50%OFFのアウトレットを常に取扱っていて、その商品数も軽く1000を超えるレベルですから。
これに加えて、オンライン限定のセールや割引セットもガンガン行っている。
価格のみで比較するなら、ネット通販の方が断然お得。
リアル店舗とオンライン通販のサービス比較
僕は価格が安い分、リアル店舗よりもオンライン通販をおすすめする派。
サイズの心配などは、一度お店でサイズを測ってもらい(どこでも無料測ってもらえる)、その数字を参考に買物をすれば、サイズの問題で失敗したことはないので。
特にスーツの場合、通販でも細かくサイズが表示されているので、自分のサイズが分かっていれば、失敗のリスクも減らせますから。
もちろん、店頭には試着ができる&他社の商品もOKな下取りクーポン制度の魅力もありますが、それを含めても。
ネット通販のネックとなる送料は全国一律770円で4,290円以上の購入で無料。返品・交換は商品到着後8日以内まで。
裾上げ・試着以外での使用・アウトレットなどは返品・交換ができないなど、カジュアル服よりもルールが厳しくなっているのは、他のスーツ量販店と同じになっています。
スーツカンパニー・ユニバーサルランゲージ・AOKIとの違い
同じ青山商事が運営するスーツカンパニー・ユニバーサルランゲージに加え、スーツ業界2位のAOKIと比較する人も多いので、ここではそれらをまとめて解説
洋服の青山を軸に簡単にまとめると、
- スーツカンパニー⇒若者向けで低価格
- ユニバーサルランゲージ⇒30代以上向けのセレクトショップ
- AOKI⇒同じ全世代向けだけどより若者向け
さらに掘り下げると、スーツカンパニーは、洋服の青山の若年層向けとして展開されているスーツ量販店。
品質を下げた分、価格も下げており、デザインもより攻めた形になっています。
とはいえ、PSFAなどと比べると落ち着いたデザインで、シンプルな中にさり気なくお洒落を入れた、シルエットがより若者向けといった感じ。
品質も若者向けの中ではトップクラスなので、20代~40代の男性であれば、洋服の青山よりもスーツカンパニーで購入する方がおすすめですね。
ユニバーサルランゲージは、高品質なアイテムを求める30代以上の大人をターゲットとしたセレクトショップ。
大手セレクトショップやブランドなら10万円以上するようなアイテムを半額以下で売っているなど、コスパ最強のセレクトショップと言えます。
同じく品質の高い洋服の青山との最大の違いは、やはりデザイン面。
どちらかというとスーツカンパニーとデザイン性が近く、セレクトショップならではのオリジナル以外のブランドアイテムも多数置いている。
洋服の青山でヒルトンなどの高いスーツを買うなら、僕ならユニバーサルランゲージ買いますね。
AOKIは業界No.2というだけあって、洋服の青山と同じ全世代向けのスーツ量販店。
ただし、青山が40代以上の大人をメインの客層にしている一方、AOKIはより20代・30代の若者層も取り込んでいる。
その分、AOKIの方が全体的にシルエットが細く、青山の方がゆったりとしている。
ただ、どうせ若者向けのデザインのスーツを買うなら、僕ならよりオシャレなデザインのPSFAかスーツカンパニーの方を選びます。
洋服の青山スーツの分析評価
ここからは、今までの情報と僕の独断と偏見、そして他の人の口コミや評判も踏まえて、洋服の青山を分析評価。
良いところも悪いところも丸裸にしていきます。
イマイチな評価ポイント
一番イマイチに感じるところはデザインが無難なところ。
カジュアル服で言ったら、ユニクロみたいと言えば分かりやすいでしょうか。
一番売れている業界No.1というだけあって、全世代対応の無難なデザイン中心。
しかも、メインで購入しているのが40代~60代ということもあって、シルエットも全体的にゆったりめ。
独断と偏見で言うと、一部を除いておっちゃんくさいのですよね。
若者の間で洋服の青山=おじさんのお店というイメージが付くのも頷ける。
デザイン重視で選ぶんだったら、僕の中でははるやまやコナカと共に、最初から選択肢から消えるショップです。
良いと思える評価ポイント
一番良いと思えるポイントは、品質と機能性の高さ。
こちらもユニクロと同じ方式で、業界No.1で大量生産しているからコストが下がり、価格も下げやすい。
さらに、商品開発のノウハウもどんどん蓄積していくから、洗えるスーツやノンアイロンシャツなど、特別な機能が付いたアイテムの品質も高い。
こういった機能重視のアイテムを買う場合は、洋服の青山はまず第一候補として外せません。
また、最高級ラインの『HILTON(ヒルトン)』と『SavileRow(サビルロウ)』の品質の良さはさらに別格。
こちらも基本的にはシンプルなデザインがメインですが、それでも生地だけで違いが伝わる存在感がある。
ヒルトンに限っては、デザイン性に特化したアドバンスやプレミアムモデルもありますしね。
しかも、大手セレクトショップやブランドなら10万を超えるようなアイテムを、10万円以下で買えるのもうれしい。
まとめると、僕みたいな個性的なデザインが好きな人や、若者層にはおすすめしないけど、どっしりと生地や品質で違いを出したい大人におすすめなのが洋服の青山です。