ワンポイントで変わる秋冬メンズスーツのおしゃれな着こなし方
タク

秋冬こそスーツの見せどころと思うたくじです。

今回はそんな秋冬メンズスーツをおしゃれに着こなすコーディネート方法を伝授。

ワンポイントの意識の違いで周りの評価は激変します。

これはダサい!秋冬スーツの着こなし方

季節関係なく同じアイテムを使い回す。

カジュアルと違い、スーツはデザインがそんなに大きく変わらないので、これをやっている男性は非常に多い!

熱い夏はクールビズなどで強制的にアイテムが変わるとしても、春秋冬はスーツもワイシャツもネクタイも同じものを使い回す。

完全なる手抜きファッションですから、これでダサいと思われても仕方がない。

ファッションに無頓着な人同士であればあまり気にならないかもしれませんが、おしゃれにこだわる男性はもちろん、男よりも見た目に敏感な女性の間では決して評価は高くない。

逆に言えば、男性はファッションに無頓着な人からこそ、ちょっと気を付けるだけでも大きな差を付けることができるのです。

これって実はすごいこと。

ファッションに敏感な女性の場合、ちょっとぐらいおしゃれでもそれが普通ですから。

例えば、男性に人気なゲームやアニメなど、そこで一目置かれるためには、ライバルが多すぎてちょっとやそっとの知識では無理。

でも、ライバルが少ないファッションの場合、ちょっとした努力で成果を出すことも難しくありません。

そのためにも、いきなり秋冬用のスーツを揃えよう!…とまでは言いませんが、ワイシャツやネクタイなど、まずは懐に優しいものから気を付けてみませんか?

それだけでもきっと周りの反応は変わり、それによってあなたのオシャレへの関心も変わってくるはずです。

 

色使いに気を付ける

秋冬スーツの着こなしで一番に気を付けるポイントはワイシャツの色使いに気を付ける。

スーツを季節感関係なく着ている人はここがまったく出来ていない。

よって、このワンポイントを気を付けるだけでも、周りに大きな差が付けることができます。

ワイシャツの人気のカラーと言えば、白と青。

白はワイシャツの基本で、会社によっては白系以外は禁止なんていうところもあるぐらいなのでここは置いといて。

ある程度、自由にカラーを選べるなら圧倒的に人気なのがブルー系。けど、ブルー系って寒色なんですよ。

寒色とは視覚から寒い印象を与える色のこと。

つまり、熱い夏場とは最高に相性がいいですが、寒い秋冬、特に冬とは非常に相性が悪いカラー。

いくらアイテムがおしゃれでも、ただでさえ寒い冬に、ブルーだけというのは避けたい。

なので、秋冬のスーツの着こなしで取り入れたい色は寒色とは逆の暖色系。

つまり、赤系ですね。

もちろん、ビジネスで派手な赤は使えないので、薄いピンクやオレンジ、薄いイエローなど。

カラーシャツが難しい職場なら、白系に暖色系のストライプが入ったもの、ボタンや襟など、ワンポイントに暖色が入ったデザインのものがおすすめです。

秋冬の寒い季節にこういった暖色系のワイシャツを揃え、暖かくなったらブルー系のワイシャツに衣替えする。

これだけで、スーツは同じでも、かなり見た目の季節感を出すことができます。

見た目に変化の少ない男性陣の中で、こういった違いが出せるだけでも、ファッションで目立つことができるのです。

 

ネクタイは絶対に揃えたい

ワイシャツ以上にお手軽に季節感を出せるのがネクタイ。

価格も安いですし、『うちの会社では白系のみ!』といったワイシャツよりも制限もかかりにくいですから。

ワイシャツなどで変化を出しづらい職場なら、秋冬用に必ず暖色系のネクタイは用意しておきたいところ。

ブルー系のシャツを着るなら、ネクタイは必ず暖色を合わせるようにしましょう。

ネクタイの場合、カラーはもちろん、デザインもシャツやスーツ以上に豊富。

カラーだけでなく、デザインも含めて秋をイメージさせるアイテムを取り入れるのもおすすめです。

秋といえば、紅葉とか栗とかでしょうか。

ただし、デザインの個性が強い柄物をコーディネートに入れるときの注意点。

それはスーツやシャツなど、周りのアイテムとのバランスを考えましょう。

全て柄物で揃えると、見た目がごちゃごちゃするので、せっかく暖色系を揃えてもコーデが台無しになってしまいます。

柄物を入れるなら基本は一点、多くても二点までに抑えましょう。

スーツとネクタイを柄物にするなら、ワイシャツは無地にするといった具合ですね。

この基本を押さえておけば、派手なデザインの柄物でも、そうそう他とケンカすることはありません。

 

ニットを取り入れる

ニットを取り入れるというのも秋冬のおしゃれコーデの技の一つ。

学生時代を思い出してください。

おしゃれ層は冬になると、登下校のマフラーは基本装備として、制服の下にセーターやカーディガンなどのニットを取り入れ、周りとの差を付けていたものです。

しかもニットは、秋冬スーツの色どりを鮮やかにするだけでなく、暖かいという実用性もあります。

マフラーは当然として、よっぽどお堅い職場でもなければ、セーターやカーディガンがNGのところも少ないですし。

こんな便利アイテムを利用しない手はありません。

ニットの場合、アイテム自体が暖かい印象を与えるので、そこまで暖色にこだわる必要はありません。

もちろん、暖色コーデをして、より暖かそうに見せるのもアリですが。

セーターとカーディガンについても、見た目はそこまで大きく変わらないので好みで選んでOK。

強いて言うなら、より使い勝手が良くてカッチリ見えるのがカーディガン、より暖かいのセーターといった具合。

また、ノーネクタイもOKな職場なら、いっそスーツの下はシャツじゃなくてタートルネックにするコーデもアリですね。

タートルネックをスーツの下に着ることで、暖かいだけでなくグッと秋冬感を増してくれる有能アイテム。

他には、秋冬にある程度の予算をかけられるなら、秋冬用のスーツを購入するという手もアリ。

スーツの基本はツルっとした素材ですが、秋冬用のニットっぽい素材のスーツなんてものもあります。

価格はちょっとお高いですが、こちらは一目で秋冬と分かる見た目のインパクトがあります。

着ている人が少ないので、さらに周りと差を付けるアイテムとしても優秀です。

 

アウター選びはほぼ一択

アウター選びの基本は裾が短いものを選ばないこと。

スーツの裾が見えるものはダサいだけでなく、防寒性も弱い。

見た目的にも機能性的にもNGです。

さらに、カジュアル過ぎるのも堅い見た目のスーツとは相性が悪い。

たま~に、カジュアルのアウターをスーツに流用している人もいますが、かなりアンバランスに見えるのでNG中のNG。

また、学生が着ているようなPコートやダッフルコートも、スーツとの相性は良くない。

結果、スーツのアウターはロングコート一択。

他も使えないわけでもないですが、コーディネートやアイテム選びが難しくなるため、基本はロングコート。

その他は、着こなしの幅を広げたい時に取り入れてみましょう。

 

小物でよりお洒落度アップ

メンズファッション上級者は小物にこだわる。

これスーツだけでなく、カジュアルでも共通して言われること。

メインとなる服は基本を押さえておけばOK。

むしろ気合を入れるべきは小物。

小物アイテムで周りと差をつけるというテクニック。

もちろん、面積が大きいスーツやシャツの方が目に入りやすいですが、意外と小物も見られているもの。

特におしゃれ意識の低い男性の場合、小物までこだわっている人はさらに少ないので、その点で目立つというのもあるでしょう。

僕も今までで一番周りの反応が良かったのは、スーツやシャツではなく、バッグや靴でした。

同じようにバッグや靴にこだわるのもいいですが、

秋冬のコーデなら手袋にこだわるというのもおすすめ。

特にレザーの手袋はスーツやコートとの相性もいいので、より秋冬の着こなしをお洒落に魅せてくれます。

バッグや靴よりも価格も安いので取り入れやすいですしね。

ちなみに、見た目はほとんど変わらないので、本革にこだわらなくても合皮でも十分おしゃれに魅せることはできます。

以上、秋冬スーツの着こなしのワンポイントは色使いに気を付けること。

そして、余裕があれば、ニットや小物も取り入れる。

これだけでかなりファッション性が増すのは間違いありません。

 

この記事を書いた人

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モテたくて服に300万円以上使って、ショップとブランドを徹底研究。
結果、ファッションコラムで執筆する機会もできました。
難しいコーデ術は一旦置いて、最短で女性ウケがいいノウハウを紹介します。

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